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2017/05/30
【展示・販売】平成二十九年度 中古文学会春期大会 フリースペース展示『平安時代の香と貝覆い』にて
平成二十九年度 中古文学大会春期大会 フリースペース展示
『平安時代の香と貝覆い』のブースにて
1/f(エフブンノイチ)最新号『乙女のあそび』の展示・販売を行いました。
〈期日〉2017年5月27日(土)、28日(日)
〈会場〉東京女子大学24号館(安井てつ記念ホール)
1/f(エフブンノイチ)最新号『乙女のあそび』では、
お手玉の源流と呼ばれる遊び「石名取(いしなどり)」や
王朝文化の典雅な遊び「貝合わせ(かいあわせ)」など
いにしえの姫方の遊びの研究と実践に励む「こゆるき会」の一日を
30ページにわたり特集。
現代につながる乙女たちの遊びの魅力を探りました。
『平安時代の香と貝覆い』フリースペース展示では
平安時代の公家社会で育まれた豊かな香文化についての資料展示と
薫物の調合による香りの違いを優劣にして競い合う「薫物合わせ」にちなみ
平安朝で流行した、左右二つのものの優劣を競う遊び「物合わせ」の一つである
「貝合わせ(貝覆い)」にまつわる調度品や貝道具の展示が行われました。
(姫貝桶・姫貝・歌貝などの展示スペース)
また会場で実際に薫物をたいて扇の微風にのせて、いにしえの雅やかな香りを体感しました。
(蛤の香合。今回の薫物は「八千代」[冷泉家秘伝の香])
(阿古陀香炉(越前塗)に硯蓋)
姫貝による貝合わせの体験コーナーでは、たくさんの方が楽しむ様子が伺えました。
それぞれの貝の個性を引き立てる緋毛氈の上には、
金の内張りに描かれた可憐な草花たちが並び、一面を彩りました。
自然への畏敬の念などいにしえ遊びの魅力を堪能するひととき。
本誌でもその魅力をたっぷりとご紹介しています。
【1/f(エフブンノイチ)最新号 予約受付販売開始】
【1/f(エフブンノイチ)vol.4 『乙女のあそび』紹介】
http://ehubunnoichi.com/free/new
ご来場くださいました方、誠にありがとうございました。