新刊『じゃあ、また百五十年後に』
装幀写真=帆志麻彩(At Sea Day)
2024/January
ロンデル・新刊のごあんない
『じゃあ、また百五十年後に』
『1/f』編集人 長尾契子・著
「別れの挨拶は、
また会う日までのおまじない」とは
どこで聞いたことばだったか 。
『1/f』から生まれた、文庫リトルプレス。
2015年の創刊以来、カポーティ、ブロンテ、タブッキなど、
古今東西の文学や映画にささやかな光を当ててきた
リトルプレス『1/f(エフブンノイチ)』。
本誌に掲載した編集人による文学作品にまつわるエッセイを
新たなイラストとともに再編集した一冊。
初期の数号が編集部の手元にない今
折々で聞かせてくださった
「創刊時に掲載されていたエッセイも読みたい」という
読者さんの貴重なお声。
本書が生まれる大きなきっかけとなりました。
エフイチ初期号の復刻版として。
また、文学作品たちとのご縁のひとつになりますよう。
[定価/サイズ]
710円(税抜)
文庫サイズ、厚さ6ミリ
全ページ・モノクロ
[収録エッセイ]
・「スックとバディーのフルーツケーキ」
(トルーマン・カポーティ『クリスマスの思い出』より)
・「闇は光の敵なのか」
(アイザック・バシェヴィス・シンガー『ショーシャ』より)
・「祝い 食卓と厨房からの眺め」
(イサク・ディーネセン『バベットの晩餐会』より)
・「シードケーキのその先に」
(シャーロット・ブロンテ『ヴィレット』より)
また、『1/f vol.5 Night Story 〜眠れない夜に〜』を引き継ぐ
書き下ろし「何度も読みたくなる本 2周目の『インド夜想曲』」(アントニオ・タブッキ)
ほか、エッセイを収録。
表紙と裏表紙の装幀写真は、帆志麻彩さんによる作品です。
※上写真は『1/f vol.5 Night Story 〜眠れない夜に〜』の特集ページです。(本書ではございません)
[初回付録]
「金インク モダンカリグラフィーの栞」
モダンカリグラフィーで書いた
本書の英訳タイトル「See you in 150 years then」を
風合いのあるグレーの厚紙に特色の金インクで印刷した栞。
細い白の紙紐をアクセントに。読書のお供にどうぞ。
本書のお取り扱いについて
・2024年1月10日より発送。
(最新号の取扱い店は、インスタグラムで随時おしらせします)
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